びわ湖に射し込む朝日
- 投稿者
- びわ湖の妖精
作品名
高島市今津町今津浜から、典型的な「高島時雨」の昼下がりに撮影した湖上に架かる虹です。 一見普通の虹に見えますが、太陽の高度が高い時にはアーチが架かったように見ることが出来ます。 特筆すべきは、なんと虹の内側に、大気光学現象の中でも特に珍しい「反薄明光線」が現れています。 「薄明光線」は、太陽が雲の中に隠れた時、雲の切れ間から現れる放射状の光ですが、これに対して「反薄明光線」は「裏後光」とも呼ばれ、太陽の正反対にある「対日点」に向かって放射状に収束する光で、この写真の場合は虹の中心(地平線よりも下側、つまり地球の陰に隠れている)に向かって筋状の光が写っています。 非常に珍しい大気光学現象の一つです。
No.905
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